2012年11月25日日曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 11回目(外装と小物)


外装はキット指定のマルーンで。
瓶がないので缶スプレーの中身を出してエアブラシ塗装。
写真を撮り忘れましたが厚塗りしすぎました......


シートはグレーを塗装後ハイライトを残す様に
3階調に分けて暗い色を吹いて再現。


外装を仮組みます。
カラーリング、デザインともにThe・80年代といった感じがとてもイイです!!
タンクのYAMAHA、サイドカバーのVirgoロゴは
一度黒塗装してからフチを残す様に金色を塗ると引き締まって見えます。


キットのシフトペダルは今ひとつなのでプラ棒をリューターで
咥えて削りだした物に置き換えます。
端っこは虫ピン。


センタースタンドもプラ材でディティール追加。

2012年11月23日金曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 10回目(ハンドル周り)


エンジンを車体に仮り組みしてみます。
カッコイイデスね!!


フロントブレーキマスター&リザーバータンクが埋もれているので
削り込みます。


実車ではフロントブレーキホースとクラッチケーブルに
スプリングのカバーが装着されているので1mmスプリングにて再現します。
芯として0.5mmアルミ線を入れました。
これはそのままバンジョー部分の一番細いところを兼ねます。


メーターは各種インジケーターが付いている部分が金属地もしくは銀塗装なので
一度切り取ってメッキを剥がし、塗装します。


メーターケーブルは0.65mm線に置き換えるので基部をそれらしく作っておきます。

2012年11月13日火曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 9回目(エンジン2)

エンジンを塗装、組み立てて行きます。
Mr.カラー8番の銀に黒を混ぜたものをメインに塗装。
部分的に8番のみを塗装してアクセントを付けます。


エンジン単体での完成写真。
とても美しいエンジンだと思います。


キャブレターはキットパーツの肉抜き穴を埋めた程度でそのまま使用。
前シリンダーヘッドのカムカバーからインテークマニホールドにつながる
ブローバイパイプを追加。
同じく前後エキゾーストから伸びるブローバイパイプはキットパーツを加工、
前は途中で途切れているので左メッキカバーまで繋がる様に
1.5mmスプリングと金属線で延長。
後も途中でカットして一部をスプリングと金属線に置き換えました。


プラグコードはイグニッションコイルからの取り出し方を90度変更。
セルモーターのコードを追加。


キャブレターが多少取り付けにくい以外は
ほぼ調整なくすんなりと組めました。


シリンダーのボルトが省略されているので追加。
冷却フィンが少し厚いので削ると更に良かったかもしれません。


カムチェーンテンショナーの位置が良く分かるショット。
言われないと気付かないレベルのパーツなので自己満足でしょうか。



エンジン左前方につくオイルキャップです。
車体に組み込んだ後に気付きました。
3mmプラ棒からの削りだしです。

2012年11月8日木曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 8回目(エンジン1)

ビラーゴ 一番の見せ場である
空冷OHC 981cc 75度V-TWINエンジンです。
これが作りたくてこのキットに手を付けたといっても良いです。


まずシリンダー。
合わせ目に軽くバリが出ていましたのでヤスリで調整します。


そのまま組むと抜きテーパーのためシリンダーヘッドとシリンダーに
隙間が出来てしまうので、シリンダーの上面を平に削っておきます。
シリンダーヘッドは前後のタペットカバーが平行になっており、
実車と異なりますが、修正が大変なので今回はそのまま用いました。
(実車ではハの字状になっています)


前シリンダーのみのシングルエンジン状態。
クランクケースはパーツ構成の都合上、
後半部分の一部(ボルト固定する部分)において分割が異なるので
一度、実車と同じ部分で切り離して右パーツに接着しました。
あまり目立たないのでそのままでも良いと思います。


セルモーターの取り付け基部が省略されているのでプラ材で追加。
箱絵を見ながら現物合わせでそれらしく。
この部分を追加するとセルモーター付近の肉抜きは殆ど目立たなくなるので
オススメの工作。


クランクケースカバーは右パーツのパイプ部分にプラ板で蓋をし、
固定用のキャップボルトに0.3mmの穴を空けてディティールアップ。
ゴールド部分は筆でサクッと塗っておきます。
面積が狭いので筆ムラも殆ど目立ちません。


省略された部品を作ります。
シリンダーは前後共通なので、
カムチェーンテンショナーを取り付ける穴が前後に開いています。
故にカムチェーンテンショナーと穴を塞ぐカバーが2対必要になります。


シリンダーヘッドとクランクケースを繋ぐオイルライン。
非常に厄介な形をしています。
今回洋白線を用いましたが、固いのでやり辛かった。
糸はんだ等の柔らかい線を用いた方がそれらしく出来ると思います。

2012年10月17日水曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 7回目(フロント周り)


フロントブレーキディスクの肉抜きを再現します。
困った事に扇形なのでピンバイスで穴を空けてデザインナイフで拡張して行きます。
片側24箇所。ダブルディスクなので計48箇所もあってしんどい限り。
厚みも結構あるので裏面から薄く削っておきました。


ブレーキキャリパーは良い出来ですが、
ブレーキホースがビニールパイプ再現なので基部の形状が今ひとつ。
削り取ってプラ棒に置き換えました。
その際、樹脂製のカバー部分は一段低くなる様削り込みます。
今回はキャリパー裏面の再現はしていません。


フォークインナーチューブは定番のミラーフィニッシュ。
アウターチューブはガイアノーツのダークステンレスシルバー
ブレーキキャリパーはMr.カラー8番の銀として質感の違いを出します。
キャリパーのピストンが収まる部分はメッキなので
この後ミラーフィニッシュを丸く切って貼付けました。


フロント周り一式。
メッキパーツがそのまま使えるので楽でした。
トップブリッジのみ追加加工としてフォーク固定ボルトと溝を追加しました。

2012年10月16日火曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 6回目(リア周り)


リア周りの細かい部品を作って行きます。
まずはブレーキロッド。
メッキ部分を活かしたまま、太すぎるロッドをステンレス線に変更し、
リターンスプリングを追加します。
ドラムブレーキ車の定番工作ですね。


リアショック。
キットの指示通り組みます。
金色部分はメッキの上にクリアイエローとクリアオレンジを混ぜてコート。
クリアイエローだけだと青みがあるのでオレンジを混ぜざるを得ず、
今ひとつ狙った色味が出ませんでした。


フレームに組み込みます。
ピポットシャフト直前に付くメッキパーツはフューエルポンプです。
省略されたフューエルラインは1mmスプリングにアルミ線の芯を
入れたもので追加しておきました。


反対側より。タンデムステップはゴム部分のメッキをペーパーで剥がし,
ゴム色を塗装。エンド部分のメッキをミラーフィニッシュで再現しました。

2012年10月14日日曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 5回目(ホイール)

ホイールはサーフェイサー、グロスブラック、ゴールドの順に塗装後、
リムのシルバーをペイントマーカーで塗装します。


ペイントマーカーでのリム塗装は手軽に綺麗に出来て良いのですが、
そのまま組み付けるとタイヤに銀粉が付いてしまいます。
タイヤ表面をマスキングテープで保護し,
表面のべたつきが概ね解消されるまで乾燥させてから組みつけると上手く行きます。


スイングアームに組み付けます。
ブレーキドラム,トルクロッドはメッキパーツのまま使用。


ドライブシャフト側です。
メッキのギアボックスとシルバーに塗り分けたシャフトとの質感の違いが出ていますね。


底面から。
左右を繋ぐ部品は上面が肉抜き去れていたのでポリパテで埋めました。
ドライブシャフト前側にドレンボルトがあるので追加。

2012年10月12日金曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 4回目(ドライブシャフト)


ドライブシャフトもメッキパーツです。
実物はギアボックス部分のみクロムメッキでシャフトは銀塗装の様なので
シャフト部分のメッキをはがし、
のばしランナーで溶接跡を再現します。
また、ギアボックスとシャフトは別体なので筋を掘り、
固定用のボルト追加。
ギアボックス下部のドレンボルトが省略されているのでこれも追加しておきます。





2012年10月10日水曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 3回目(リアフェンダー)


リアフェンダーとテールランプ、ウィンカーを組み込みます。
テールランプはナンバー灯も兼ねているので下部を塗り残しておきます。


メッキパーツのゲート跡はハセガワのミラーフィニッシュを貼ります。


シーシーバーは真ん中にくる合わせ目が非常に目立つので
パテで処理後ハセガワのミラーフィニッシュを貼っておきます。
メッキパーツと全く遜色のない仕上がりになるので非常に便利です。

2012年10月9日火曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 2回目(フレーム)


空気流入経路にフレームを含むのがビラーゴの特徴です。
このうち、エアクリーナーにつながる経路が肉抜きされているので
ポリパテで埋めます。
また、ネックの合わせ目についても処理しておきます。


ネックの合わせ目が少し残ってしまいましたがよしとします。


塗装が完了したフレーム。
ピボットシャフトの付近に挟み込むパーツは
バッテリー関係とサブの燃料タンクです。


古いキットゆえにボルトの表現が六角ではなく○ですので
一度削り落として別売パーツでディティールアップします。
ネック周りのエンジンステーは特に目立つので効果大。
フレームに挟み込むパーツはプラスティック色として
Mr.カラーのタイヤブラックに黒を混ぜたものを利用しています。


2012年10月8日月曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 1回目(キットについて)

RZ250を製作していたのですが、ワイヤー類を変更する程度のストレート組みで
行く予定が、細かく手を入れてしまい、進行が地帯気味です。
気分転換にとモデラーズギャラリーで購入したビラーゴ1000が先に完成したので
こちらを先に掲載します。


ランナー4枚(うちメッキ1枚、クリア1枚)のシンプルなキットです。
実車はメッキパーツがふんだんに用いられたゴージャスなバイクですので、
キットの美しいメッキパーツを生かしてのメッキ再現をコンセプトに製作しました。


まずは下ごしらえから。
メッキパーツは極力生かしますが、フロントフォークのメッキだけは剥がしました。
※写真では他のパーツも移っていますが、今回の製作とは別のものです。
おなじみキッチンハイターでメッキを落とします。


Mr.うすめ液でメッキ下地を落とします。
ふやけた下地ですが、溝の中のものはなかなか取れないので
爪楊枝を削ったものでそぎ落としました。
タミヤのメッキは綺麗で丈夫ですが、落とすとなると頑丈で毎回困ります。