ビラーゴ 一番の見せ場である
空冷OHC 981cc 75度V-TWINエンジンです。
これが作りたくてこのキットに手を付けたといっても良いです。
まずシリンダー。
合わせ目に軽くバリが出ていましたのでヤスリで調整します。
そのまま組むと抜きテーパーのためシリンダーヘッドとシリンダーに
隙間が出来てしまうので、シリンダーの上面を平に削っておきます。
シリンダーヘッドは前後のタペットカバーが平行になっており、
実車と異なりますが、修正が大変なので今回はそのまま用いました。
(実車ではハの字状になっています)
前シリンダーのみのシングルエンジン状態。
クランクケースはパーツ構成の都合上、
後半部分の一部(ボルト固定する部分)において分割が異なるので
一度、実車と同じ部分で切り離して右パーツに接着しました。
あまり目立たないのでそのままでも良いと思います。
セルモーターの取り付け基部が省略されているのでプラ材で追加。
箱絵を見ながら現物合わせでそれらしく。
この部分を追加するとセルモーター付近の肉抜きは殆ど目立たなくなるので
オススメの工作。
クランクケースカバーは右パーツのパイプ部分にプラ板で蓋をし、
固定用のキャップボルトに0.3mmの穴を空けてディティールアップ。
ゴールド部分は筆でサクッと塗っておきます。
面積が狭いので筆ムラも殆ど目立ちません。
省略された部品を作ります。
シリンダーは前後共通なので、
カムチェーンテンショナーを取り付ける穴が前後に開いています。
故にカムチェーンテンショナーと穴を塞ぐカバーが2対必要になります。
シリンダーヘッドとクランクケースを繋ぐオイルライン。
非常に厄介な形をしています。
今回洋白線を用いましたが、固いのでやり辛かった。
糸はんだ等の柔らかい線を用いた方がそれらしく出来ると思います。
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