2012年10月17日水曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 7回目(フロント周り)


フロントブレーキディスクの肉抜きを再現します。
困った事に扇形なのでピンバイスで穴を空けてデザインナイフで拡張して行きます。
片側24箇所。ダブルディスクなので計48箇所もあってしんどい限り。
厚みも結構あるので裏面から薄く削っておきました。


ブレーキキャリパーは良い出来ですが、
ブレーキホースがビニールパイプ再現なので基部の形状が今ひとつ。
削り取ってプラ棒に置き換えました。
その際、樹脂製のカバー部分は一段低くなる様削り込みます。
今回はキャリパー裏面の再現はしていません。


フォークインナーチューブは定番のミラーフィニッシュ。
アウターチューブはガイアノーツのダークステンレスシルバー
ブレーキキャリパーはMr.カラー8番の銀として質感の違いを出します。
キャリパーのピストンが収まる部分はメッキなので
この後ミラーフィニッシュを丸く切って貼付けました。


フロント周り一式。
メッキパーツがそのまま使えるので楽でした。
トップブリッジのみ追加加工としてフォーク固定ボルトと溝を追加しました。

2012年10月16日火曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 6回目(リア周り)


リア周りの細かい部品を作って行きます。
まずはブレーキロッド。
メッキ部分を活かしたまま、太すぎるロッドをステンレス線に変更し、
リターンスプリングを追加します。
ドラムブレーキ車の定番工作ですね。


リアショック。
キットの指示通り組みます。
金色部分はメッキの上にクリアイエローとクリアオレンジを混ぜてコート。
クリアイエローだけだと青みがあるのでオレンジを混ぜざるを得ず、
今ひとつ狙った色味が出ませんでした。


フレームに組み込みます。
ピポットシャフト直前に付くメッキパーツはフューエルポンプです。
省略されたフューエルラインは1mmスプリングにアルミ線の芯を
入れたもので追加しておきました。


反対側より。タンデムステップはゴム部分のメッキをペーパーで剥がし,
ゴム色を塗装。エンド部分のメッキをミラーフィニッシュで再現しました。

2012年10月14日日曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 5回目(ホイール)

ホイールはサーフェイサー、グロスブラック、ゴールドの順に塗装後、
リムのシルバーをペイントマーカーで塗装します。


ペイントマーカーでのリム塗装は手軽に綺麗に出来て良いのですが、
そのまま組み付けるとタイヤに銀粉が付いてしまいます。
タイヤ表面をマスキングテープで保護し,
表面のべたつきが概ね解消されるまで乾燥させてから組みつけると上手く行きます。


スイングアームに組み付けます。
ブレーキドラム,トルクロッドはメッキパーツのまま使用。


ドライブシャフト側です。
メッキのギアボックスとシルバーに塗り分けたシャフトとの質感の違いが出ていますね。


底面から。
左右を繋ぐ部品は上面が肉抜き去れていたのでポリパテで埋めました。
ドライブシャフト前側にドレンボルトがあるので追加。

2012年10月12日金曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 4回目(ドライブシャフト)


ドライブシャフトもメッキパーツです。
実物はギアボックス部分のみクロムメッキでシャフトは銀塗装の様なので
シャフト部分のメッキをはがし、
のばしランナーで溶接跡を再現します。
また、ギアボックスとシャフトは別体なので筋を掘り、
固定用のボルト追加。
ギアボックス下部のドレンボルトが省略されているのでこれも追加しておきます。





2012年10月10日水曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 3回目(リアフェンダー)


リアフェンダーとテールランプ、ウィンカーを組み込みます。
テールランプはナンバー灯も兼ねているので下部を塗り残しておきます。


メッキパーツのゲート跡はハセガワのミラーフィニッシュを貼ります。


シーシーバーは真ん中にくる合わせ目が非常に目立つので
パテで処理後ハセガワのミラーフィニッシュを貼っておきます。
メッキパーツと全く遜色のない仕上がりになるので非常に便利です。

2012年10月9日火曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 2回目(フレーム)


空気流入経路にフレームを含むのがビラーゴの特徴です。
このうち、エアクリーナーにつながる経路が肉抜きされているので
ポリパテで埋めます。
また、ネックの合わせ目についても処理しておきます。


ネックの合わせ目が少し残ってしまいましたがよしとします。


塗装が完了したフレーム。
ピボットシャフトの付近に挟み込むパーツは
バッテリー関係とサブの燃料タンクです。


古いキットゆえにボルトの表現が六角ではなく○ですので
一度削り落として別売パーツでディティールアップします。
ネック周りのエンジンステーは特に目立つので効果大。
フレームに挟み込むパーツはプラスティック色として
Mr.カラーのタイヤブラックに黒を混ぜたものを利用しています。


2012年10月8日月曜日

タミヤ XV1000 ビラーゴ 1回目(キットについて)

RZ250を製作していたのですが、ワイヤー類を変更する程度のストレート組みで
行く予定が、細かく手を入れてしまい、進行が地帯気味です。
気分転換にとモデラーズギャラリーで購入したビラーゴ1000が先に完成したので
こちらを先に掲載します。


ランナー4枚(うちメッキ1枚、クリア1枚)のシンプルなキットです。
実車はメッキパーツがふんだんに用いられたゴージャスなバイクですので、
キットの美しいメッキパーツを生かしてのメッキ再現をコンセプトに製作しました。


まずは下ごしらえから。
メッキパーツは極力生かしますが、フロントフォークのメッキだけは剥がしました。
※写真では他のパーツも移っていますが、今回の製作とは別のものです。
おなじみキッチンハイターでメッキを落とします。


Mr.うすめ液でメッキ下地を落とします。
ふやけた下地ですが、溝の中のものはなかなか取れないので
爪楊枝を削ったものでそぎ落としました。
タミヤのメッキは綺麗で丈夫ですが、落とすとなると頑丈で毎回困ります。